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臨床研究の情報公開(オプトアウト)について
当院における臨床研究の情報公開(オプトアウト)について
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て、実施しています。臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究や残余検体のみを用いる研究については、国が定めた指針(「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」)に基づき、対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得ない場合があります。この場合、研究に関する情報を公開し、可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされております。
このような手法を「オプトアウト」と言います。研究への協力を希望されない場合は、いつでも拒否することでき、そのために診療上で不利益を被ることはありません。
オプトアウトを行っている臨床研究は下記のとおりです。研究への協力を希望されない場合はお知らせください。
- 免疫チェックポイント阻害薬治療を受けた胆道癌患者における免疫マーカー発現と治療効果の関連性に関する後ろ向き研究
- 臨床研究「鎮静下内視鏡検査後のModified Aldreteスコアを用いた帰宅判断基準の有効性と安全性の検討」
- 抗血栓薬服用継続者における大腸ポリペクトミー後出血に関する検討
- 悪性大腸狭窄に対する大腸ステント、経肛門イレウス管留置の安全性と長期成績の検討
- カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症の治療抗菌薬と予後の相関解析
- 二次性骨髄線維症の実態調査
- 観察研究「早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の長期成績の検討」
- FLT3 陽性急性骨髄性白血病に関する多施設後方視的観察研究